
「夢の国」 佳作:事務局 竹内 博美 氏
フォトコンテストコーナー
第41回組合だよりフォトコンテスト 応募作品

会議コーナー
定例理事会
1.開催日時 1月7日(水)
午前10時
1.開催場所 熱田神宮会館
1.理事定数 18名
1.出席者 理事18名 監事2名
役員集合写真(熱田神宮)
組合三役
総務委員会
広報技能委員会
資材委員会
業務管理委員会
お知らせコーナー
第42回組合だよりフォトコンテストのお知らせ

ご挨拶コーナー
凍結について
名古屋市上下水道局 西部営業センター
副センター長 石野 浩之
平素は上下水道事業にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、このエッセイが掲載されるのは2月号と聞いております。2月と言えば一年で最も寒い月かと思います。ご承知のとおり気温がマイナス4度程度になると給水管の凍結が起きやすくなりますので、毎年この時期は最低気温の動向が気になります。それと同時に、仙台で見た「水抜き栓」のことを思い出します。
今から四半世紀ほど前の話ですが、親戚が宮城県仙台市内のアパートに引っ越すのを手伝ったことがあります。そのアパートには「水抜き栓」という装置が付いていました。説明書によると、室内から操作できるバルブがあり、それを操作することで給水管の止水と給水管内の水の排水ができる、とのことです。給水管内から水を抜いておくことで凍結や破損が起こらないようにする仕組みだそうです。それまでずっと温暖な名古屋で過ごしてきた自分にとって、北国ではそのような装置があるということ、またワンルームのアパートでさえもあたりまえに備えられているということは、なかなかに印象深いものでした。
今回、このエッセイを執筆するにあたってその親戚に当時のことを聞いてみました。実際には冬場だからといって毎晩操作するということはなく、長期間不在にするときに念のために操作する程度であったそうです。また、彼の周囲にも「朝起きたら水道管が凍っていた」という人はいなかったそうです。凍結が起こらなかったのは、小さなワンルームであるため水回りが寝室に近く、また寝ている間はずっと暖房をつけていたことが関係あるのかもしれません。
そこで、もっと北の方かつ戸建て住宅ではどうだったのかも気になりましたので、青森県八戸市出身の知り合いにも話を聞いてみました。すると「親が毎晩操作していたと思う。ただ、実家は20年ほど前に建て替えており、新しい家には水抜き栓は付いていない。」とのことでした。住宅の断熱性能が上がったのか給水材料が進歩したのか、どうなのでしょうか。
さて、このエッセイを執筆している時点ではまだ12月ですが、気象庁の発表する向こう3か月の天候の見通しによると、2月は「低気圧の影響を受けにくいため、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。」とされています。低気圧の影響を受けにくいということは雲が少ないでしょうから、放射冷却現象が起きやすい状況であると言えますので油断できませんね。
凍結による給水管の破裂が多発すると、指定工事店組合のみなさまには修繕のために市内を走り回っていただくことになるかと思います。その際にはぜひ、道路の凍結にもご注意いただき、安全運転を心掛けていただけたらと思います。
青年部会コーナー
青年部会メンバー大募集中

筆の泉コーナー
「下水道ファン」

ミャクミャクのマンホール

木祖村のマンホール
名古屋市上下水道局総務部安全衛生課 課長 忠田 ゆかり
10歳まで中川区千音寺学区で育ちました。先日、熱田宮(宿)から岩塚・万場を通り愛西市の佐屋(宿)まで通じた(東海道の脇往還の)佐屋街道を2回に分けて歩く機会があり、その際、市営バスの利用のために久しぶりに千音寺を訪れることとなり、昔のことが思い出されました。
当時住んでいた地域は道も舗装されていない記憶で、さらに汲み取り便所でありまして、どぶ掃除(側溝の土を浚うこと)ででた泥の山がそこかしこにあったり、時々バキュームカーが地域を走っていたり、幼いときは銭湯で泳いだり、「THE昭和だったな」とセピア色で思い出します。その生活が不便だったという意識はなく、地域で清潔さを保っていたように思います。
学生生活が終わり、昭和最後の年度に、下水道局で採用されました。汲み取り便所の記憶が強いので、新人教育を受けて下水道は大変重要なインフラだと、心から思いました。配属されたのは普及課という下水道の普及促進を担当する課(現在は存在しません)です。下水道を整備することが決まった地区では工事担当による地元住民説明会が開催されます。そこに出席させていただき、下水道利用のPR映像(名古屋弁で親しまれた全国区の女優さんに、名古屋弁の主婦役として登場してもらったものなど)を16ミリ映写機で写したのち補助金・貸付金の制度を紹介する仕事もありました。当時は下水道の人口普及率が85%くらいと記憶していますが、下水道への切り替えに、指定工事店の方が対象地区のお宅に対して切り替え勧奨をしてくださり、切り替えがスムーズに行なわれていました。
下水道局に配属され、普及、広報、水処理事務所などの下水道事業に携わるなかで、「下水道ファン」と言っています。大規模で重要なインフラ事業に携わる土木、電気、機械、水質、建築、現場の職員の方も自負をもって熱く語られる方も多く、お話を聴くのも、とても楽しいです。微生物(のイラスト)もかわいいですし、さらにデザインマンホールは大好きで、最近はプレートを付ける印刷のようなデザイン自由のマンホールもあり、それももちろん良いですが、「やっぱりマンホールは鋳物ですね」と勝手に決め、最初にお話しした街道歩き(東海道や中山道、北国街道など)の際は、各市町村のマンホールを必ず写真に撮って、多様なデザインに感心しています(時々農業集落排水施設と書かれたマンホールがあったり、また、幾何学模様の昔ながらのもあります)。マンホールカードも有名ですね。デザインマンホールは今や日本文化かもしれません。
下水道は見えないだけに、マンホールを見ると、快適な暮らしを営む市民、下水道を支える職員の姿を思い浮かべます。今後も、下水道ファンと、言い続けたいと思っています。
談話室コーナー
ザ・ロイヤルファミリー

「ウマ娘」というゲームをご存じでしょうか。
競走馬を擬人化したゲームアプリで、5年前の配信開始から爆発的な人気になりアニメや映画化もされている。
そんなウマ娘が、昨年英語版を配信し爆発的な大ヒット。昨年末の世界的なゲーム表彰の「ザ・ゲームアワード」で「ベストモバイルゲーム賞」を受賞し、世界的なコンテンツとなっている。
現在世界では若年層の競馬離れが進んでいるそうだが、ウマ娘は競馬産業を救う救世主と言われており、アメリカではウマ娘のファンがコスプレをし競馬場でイベントまで開催されているとのこと。今後はアメリカでも映画化されることなので、上映されればさらに若年層をひきつけ競馬界を盛り上げるのではと思われます。
話は変わり、昨年のドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」を観られた方も多いかと思います。
現役の馬や騎手、調教師、実際の競馬場でのレースなどが登場し話題にもなりました。
我が家でも競馬に興味のない「神様が」毎週「泣けるでよ~」と涙を流しながら日曜の夜を過ごしておりました。原作を既に読んでストーリーを知っていた私でも目が潤む場面も多々あり、毎週日曜日の夜が楽しみでもありました。
原作も単なる競馬小説ではなく、一頭の馬が生まれ育ち、競走馬として出走し、それに関わる多くの人間の人生が描かれています。競馬好きだけではなく、競馬に興味がない方こそこの物語にハマっていただけたらと思います。
あらすじは、一人のわがままでワンマンな山王という馬主が、年末の競馬の祭典「有馬記念」の勝利に執念を燃やし、主人公であるその秘書を雇うところから始まります。
経営する会社のロイヤルを冠にした馬の勝利を求め、有馬記念を制することを目指す物語。馬主と家族、生産牧場、調教師、厩務員、騎手等、それぞれの立場、事情が馬を中心に絡み合い多くの人の人生を描きます。
怪我をした馬、勝ち抜くことのできなかった馬の行く末、残酷とも思える現実。
その選択の裏にある決して綺麗ごとではない覚悟や葛藤。一頭の馬が出走するのに途方もない人の手がかけられ、走り終わったあとも血統をつなぐ仕事が残る。
この小説は馬主と家族や関係者の20年間を描き、「繋ぐ」こと、「継承」することの大切さを教えてくれてます。
ようやく有馬記念に勝てそうな馬「ロイヤルホープ」を手にし出走したが惜敗。その血を受け継ぐ「ロイヤルファミリー」で再度有馬記念に挑戦することになったが、残念ながら馬主の山王はガンで直前に逝去。息子に継承され引退レースと決めていた有馬を目指します。
そして迎えた引退レースの有馬記念。しかし、惜しくもロイヤルファミリーは鼻差で勝つことはできず、物語はここで終了してしまいます、
ただ、最後のページにロイヤルファミリーの競争成績がそっと残されていました。
これを見て私は作家「早見和真」にやられたと絶句し鳥肌がたちました。これを書くと超絶ネタバレになるので伏しておきますが、興味のある方は小説を読むか、ネットで検索してください。特に競馬ファンなら驚くと思います。
この物語は年末の競馬グランプリ「有馬記念」を中心に描かれますが、ちょうどドラマの最終回の直後、昨年末の有馬記念が行われました。このレースは毎年世相等を現したサイン馬券が出ることで有名です。
特に今回はドラマの最終回の有馬記念で勝ったビッグホープの馬番1番、2着のロイヤルファミリーの12番がサイン馬券として人気になっていました。当然私もこの馬番を軸に馬券を購入しましたが、結果勝ったのは「クリスチャンデムーロ」騎手の4番ミュージアムマイルで見事撃沈!!
そういえば物語の主人公の名前は栗須栄治。 そこかよ!!
木祖村コーナー
木祖村だより

法律コーナー
身元保証を実効的なものにするために
弁護士
成瀬 洋二
会社が従業員を採用する際、従業員の親族などから身元保証を求めることがあるかと思います。身元保証は、従業員が会社に与えた損害を担保させるものであり、一般的に身元保証人の責任が過大になりやすいことから、身元保証法は身元保証人の責任を大きく軽減する内容を定めています。例えば、保証期間を定めていなくとも通常3年に制限され(合意によっても最大5年に制限されます)、身元保証人が負う損害賠償責任については、会社の監督上の過失など一切の事情を斟酌して免除又は減額できると定められています。
今回は、X社が、元従業員Y1が退職する際に、故意にX社の管理するサーバー内の電子ファイルを削除したとして不法行為に基づく損害賠償を請求するとともに、Y1の入社時にX社との間で身元保証契約を行ったY2(Y1の妻)・Y3(Y1の母)に対しても保証契約に基づく保証債務の履行を請求した事案(高松高等裁判所令和7年10月31日判決)をご紹介します。Y2・Y3は、控訴審において身元保証法5条に基づき保証債務の免除又は減額を主張しました。
本判決は、本件身元保証契約は、典型的な情誼による軽率な保証契約であって、Y2・Y3は、Y1の依頼を受け、保証責任の範囲や内容、これによるリスクを十分に検討しないまま、身元保証契約を締結したものと認められると言い、このような情誼による軽率な保証契約の締結に至った主な原因は、X社が、本件身元保証契約に関する保証意思の確認をせず、必要な説明を現実にはしなかった点にあると言いました。そして、X社が半導体レーザーの分野で大きな世界シェアを有する会社であることなどの事情に照らせば、身元保証法5条による免責を認めるのが相当であると判示しました。
裁判所は、X社がY2・Y3と言葉を交わしたことすらなく、身元保証人の責任の範囲や内容について、現実に説明をしていなかったことを免責の判断において重視しました。身元保証を実効的なものにするためには、従業員を通じた書面のやりとりだけで身元保証人の保証意思を確認するのではなく、会社が直接、連絡を取って確認する必要があると思います。
また、近年の民法改正によって、身元保証契約が民法上の保証契約の性質を有する場合には、個人根保証契約に関する各規定が適用され、極度額(責任を負う限度)の定めがない場合には無効と判断されてしまいます(民法465条の2第2項)。身元保証書の提出を求める場合には、身元保証書に極度額の定めを設けるようにする必要があります。なお、極度額は、身元保証人の資力などを勘案して合理的な金額に定める必要があり、身元引受人の支払能力を明らかに上回る金額を定めることは避けた方が良いと思います。
事務局だよりコーナー
ミラノ・コリティナダンペッツォ冬季オリンピック
2026年ミラノ・コリティナダンペッツォ冬季オリンピックは2月4日(水)から2月22日(日)まで開催されます。開会式はミラノ、閉会式はヴェローナで行われるそうです。
開催地の一つのミラノは聞きなじみがありますが、コリティナダンペッツォという名前は初めて聞いたためどのようなところか調べてみました。
イタリア北部、ヴェネト州に位置するコルティナ・ダンペッツォは、ドロミテ山脈に囲まれた美しい山岳都市です。澄んだ空気と切り立った岩山が織りなす景観は世界的に評価されており、四季を通じて多くの観光客が訪れます。特に冬は高級スキーリゾートとして有名で、1956年には冬季オリンピックが開催された歴史も持っています。
コリティナの特色の一つは、自然の雄大さと洗練された都市文化が共存している点です。街の中心部にはおしゃれなカフェなどが立ち並び、山岳地帯でありながら上品で落ち着いた雰囲気が漂っています。また、イタリア語だけでなく、地域独自のラディン語が使われている点も文化的な特徴です。
さらに、郷土料理もコルティナの魅力です。アルプス地方の影響を受けた料理は、チーズや肉料理が中心で、寒冷な気候に適した温かみのある味わいが特徴的です。このようにコルティナは、自然、歴史、文化、食のすべてを楽しめる魅力的な土地です。
ミラノ・コリティナダンペッツォ冬季オリンピックはカーリングから競技がスタートします。開会式は2月6日(金)ですがが、それに先駆けてカーリング2月4日(水)(現地時間)に行われます。日本人選手の活躍と世界最高峰戦いを楽しみに見たいと思っています。


